仮想通貨への投資は徐々に注目されていきました。それに伴い、仮想通貨の投資方法は多様化しています。もともとは販売所や取引所での口座に仮想通貨を保有し現物取引で売買するのが一般的でしたが、仮想通貨を一切保有せずにFXや信用取引、先物取引といった方法で売買する方法も登場しています。仮想通貨の取引方法が多岐にわたっているので、仮想通貨の投資を始めるには基礎知識を勉強しどう利益をあげるのか考えなければいけません。そこで、ここでは仮想通貨の基礎知識である仮想通貨の信用取引についてわかりやすく説明していきます。

信用取引とは

仮想通貨の信用取引を説明する前に、そもそも信用取引とは何なのかについて簡単に触れておきます。

信用取引とは、取引を行う前に資金や株式を借りて売買して、差益決済をする方法です。資金や株式を借りているので、当然いつか返す必要があります。信用取引では返済期限が設定されており、その期限までにポジションを決済しなければいけません。ポジションを決済するときに発生した損益の分だけ口座の残高が変動します。

最近では返済期限が無期限である無期限信用取引もあります。ただし、借りているものには金利が発生しているので、返済期限が無期限であったとしても、金利は支払わないといけません。

「レバレッジ」

レバレッジとは、少額な資金でも大型の取引をおこなえる仕組みのことです。例えば、10倍でレバレッジを設定すれば、資金の10倍までの取引を行うことができます。レバレッジを設定して成功すれば現物取引よりも大きな利益を手にすることができる一方で、失敗すればその分だけ大きな損失を被ることになります。

「スワップポイント」

スワップポイントとは金利差調整分とも言われ、FXの場合2通貨間のごとに金利差のことです。FXの魅力の一つは、スワップポイントで稼げることだとされています。

「追証」

信用取引は極端にいうと借金をしながら取引をしている状態です。売買で利益が出ていれば、融資元から何も言われることはありません。しかし、売買で損失が出ていればそういうわけにもいきません。暴落などで損失があまりにも大きくなりすぎると、融資元から追加で保証金を支払うことを要求されます。この保証金のことを追証といい、追証が払えない場合は自動的に売買が決済されます。

「ロスカット」

ロスカットとは損切りとも呼ばれ、損失が出た際に早い段階で取引に見切りをつけることです。そうすることで、多額の損失が発生しないようにし、追証の支払いなどに怯える必要がなくなります。ロスカットをシステムが自動的に行ってくれる「逆指値」が利用できる取引所もあります。

FXとの決定的な違いは

信用取引をFXと同じであると勘違いしている人もいます。しかし、この2つの取引は決定的に違います。それは、信用取引は資金や株式を取引所から借りているのに対して、FXでは取引所から資金や株式を借りているわけではなくあくまでも取引所の資金を使っているにすぎないということです。借りているわけではないので、FXには返済期限がありません。

仮想通貨の信用取引とは

それでは本題の仮想通貨の信用取引の説明に戻ります。

仮想通貨の信用取引では、仮想通貨取引所から資金や仮想通貨を借りて、売買を行うことです。資金を借りて売買する方法を買いから入ること、仮想通貨を借りて売買することをウリから入ると言ったりします。どちらの方法でもポジションを決済する際に、差益がプラスであれば利益として口座の残高が増えます。(厳密にはスワップポイン等の支払いをしなければなりません。)

レバレッジを設定できる

仮想通貨の信用取引でもレバレッジを設定することができます。少額の資金で大きな利益を狙うことができますが、大きな損失を背負う可能性も覚悟しておきましょう。仮想通貨は乱高下が激しいので、利益も損益も突然大きくなるので気をつけましょう。

信用取引ができる取引所

仮想通貨の信用取引をすべての取引所で行えるわけではありません。仮想通貨の信用取引が行える取引所には以下のようなところがあります。

・Coincheck(コインチェック)
・Zaif(ザイフ)
・BITPoint(ビットポイント)