「Tポイント」は誰もが知っているでしょう。ファミリーマートなどの特定の店舗で買い物や食事をすると、貯まるポイントのことです。貯まったTポイントを次の支払いのときに、1ポイント=1円として使うことできます。

仮想通貨とポイントは似ている?

仮想通貨もポイントも実体がないという点では似ていると言えるかもしれません。しかし、中身は全く異なるので、2つ違いについて説明していきます。

相違点① 用途などの制限

「1ポイント=◯円」や「□ポイントで500円分のクオカード」のように、ポイントは物の購入や交換に用途が制限されています。さらに、ポイントには「×年◯月□日まで」のように有効期限が設けられているものもあります。有効期限を1日でも過ぎてしまうと、せっかく努力して貯めてきたポイントは0になってしまいます。

一方で、仮想通貨は物の購入やサービスの利用に限らず、個人間の送金など幅広い用途で使用することができます。また、例外を除いて、仮想通貨による支払いや送金を行わない限り、仮想通貨が減少することはありません。

相違点② 法定通貨との交換

ポイントは「1ポイント=◯円」のようにお金のように利用することはできます。しかし、このような表現はあくまでも支払い時の割引額を表しているに過ぎません。Tポイントを1,000ポイントもっていたからと言って、ファミリーマートで1,000円と交換できるわけではありません。

一方で、仮想通貨は一種の通貨として認められおり、不特定を相手にした購入や売買を通じで、円やドルなどの法定通貨と交換することができます。仮想通貨と円、仮想通貨とドルの交換相場は、円とドルの為替相場のように、時々刻々と変化します。

ここまで説明すると勘のいい方なら仮想通貨はFXと似ていると思うはずです。そうなんです。実は仮想通貨でもFXと同様に投資・投機を行うことができます。簡単に言ってしまえば、ビットコインが安いときに買い、高くなったら売ることで、差額で利益を得ることできます。2017年は仮想通貨のバブルと言えるほど、投資・投機の対象として仮想通貨が注目を集めた年になりました。仮想通貨の代表であるビットコインが大きく値をあげたので、ビットコインで一生分の財産を築いた人も数多く誕生したと言われています。

まとめ

仮想通貨は、用途の制限と法定通貨との交換の観点からポイントとは大きく異るものです。電子マネーとも異なるものなので、その点も合わせて覚えておいて下さい。

仮想通貨 ポイント
実体 ない
(便宜的なマークのみ)
ない
(専用カード)
制限 支払いや交換のみ
有効制限もある
法定通貨との交換 ×