今最も注目されている投資・投機の対象はなんですか?そう質問されたら、まず間違いなく「仮想通貨」と答えるであろう。特にビットコインは「1BTC=200万円」に一時到達し、多くのニュースで取り上げられていましたし。

そこまでビットコインに注目が集まる理由はなんなのか?疑問に思う人もいるだろうが、その根幹を支えている技術にブロックチェーンという技術が理由の一つだ。多くの人がこの技術を理解しきれていないはずなので、ここで改めて説明していく。

ブロックチェーンとは

インターネット上のシステムとして一般的には「中央集権型」がある。中央集権型システムはネット上の管理人とも言える、サーバーを設置しているのが特徴だ。そのサーバー内に様々なデータを保存しておき、利用者は特定のシステムを利用するために、そのシステムが管理するサーバーにアクセスし必要な情報を取り出している。

実はこのシステムがよく使われているのが、ホームページである。パソコンやスマホで特定のページを閲覧するためにURLをクリックする。すると、そのページのデータが保管されているサーバーの情報を取り出し、私達は画面上でそのページを閲覧することができている。

中央集権型 サーバー ハッキング
サーバーがハッキングされると情報漏えいなどの危険がある

中央集権型システムはサーバー(管理者)がハッキングされると、会員情報などの大切な情報が漏洩する危険性がある。 会員情報の漏洩が最近ニュースになっているが、中央集権型システムのサーバーが攻撃されたことが原因となっている可能性が高い。

一方で、ブロックチェーンでは「分散型」システムを採用している。 P 2 P (ピア・ツー・ピア)ネットワーク技術を用いて、不特定多数のシステム参加者で相互に暗号通信を行い、システムを管理・運用している。相互の暗号通信で信頼できる情報をチェーンのようにつなぎ合わせていくことから、「ブロックチェーン」という名前がついている。

ブロックチェーン ハッキング 心配 無し
ブロックチェーンではハッキングされても問題はない

ブロックチェーンでは、すべての参加者が信頼できる情報を共有している。だから、1参加者がハッキングされたとしても、他の参加者の情報を使って失われた情報を再生できる。つまり、ネット上でハッキングのような攻撃を受けても、悪用される可能性が極めて低い。管理者不在だからこそ、システムを運用し続けることができるのだ。

ブロックチェーンの実用化に向けて

ブロックチェーン技術はビットコインの運用にしか使えない技術ではない。現在、ビットコイン以外でもブロックチェーン技術を採用しようと、研究や実験が進められている。次世代の技術を既存のビジネスモデルに組み込むことで、グローバル社会での競争力をつけることが狙いだ。私達の生活を大きく変えてしまう可能性がある「ブロックチェーン技術」から目が離せない。